くしゅくしゅっとした質感
このショールの最大の特長と言えば、くしゅくしゅっとした「しわ」の質感。
しわがあることでカジュアルな印象となり、無造作に巻いてもサマになります。
素材は、綿70%・麻30% 。
綿の比率の方が高いですが、触った感触は麻のシャリシャリを感じます。
しわ感があることで、より麻っぽさを感じさせるのだと思います。


春から夏にかけて、涼やかに。
約70cm×180cmと大判のショールサイズ。
にもかかわらず、巻いたときの印象は「爽やか」。
しわがあり麻っぽさの感じる質感が、見た目も爽やかな印象とさせます。
ふわっと空気を含むようにまくと、首元にボリュームが。
軽くねじり、細くして巻くと、すっと首元になじむ雰囲気に。
もちろん、肩から羽織ってショールとして巻くのもよし。
平織りの爽やかな薄地ですが、クーラーの効いた部屋に一枚羽織るだけで、 暖かさは異なってきます。
春先、まだ寒いけど、冬のマフラーを巻くと季節感が無くなってしまう、、、
という時に、このショールをまとうと春らしくなります。



工房にて作っている様子
昭和中期の、シャトル織機で織っています。この織機、元はタオル織機。幅は2メートル近くありましたが、織機を裁断し約90cm幅に改造。
1枚ずつ無縫製で作りたいとの思いから、あえて織機を小さく改造しました。
織り上がり後、洗濯をすることで表面にくしゅっとしたシワが現れます。


























